「私は正直に申しますと、さほどプライズの雛ゴジに期待はしておりませんでした。
原型の出来がいくら良くとも、今までクレーンの景品は取ってみたらガッカリ
ということが多かったため懐疑的になっていたようです。
結局クレーンでは取れず、オークションで購入したのですが、組み立ててみて
正直驚きました。以前にゲーセンで見ていた雛ゴジとずいぶんイメージが違う。
しびれるほどカッコイイのです。これには自分でも不思議だったのですが、
考えてみるとゲーセンではクレーンの奥のほうに見本として置いてあるのを
見ただけ。このゴジラはもっとアップで見、ローアングルからあおり、
なめる様にじっくり見るほど良さのわかる逸品だったのですね。
感想としましては、まずやはりその凶暴さが素晴らしいです。
攻撃的な爬虫両生類の持つ原始動物のふてぶてしさと言いましょうか、
そういう物が感じられます。また、体表と背ビレのゴツゴツは初代ゴジラの
コンセプトであった「ワニの表皮を基にしたさわると痛いような感じ」を
継承しつつもさらに鋭角的になっており、凶悪さをアップしています。
プロポーションは人間の体型がギリギリ感じられるか?というくらい
小さな手や前傾姿勢など「怪獣」の体型になっており、実際これを着ぐるみで
完全に再現するのは困難ではないかと思えるグッドプロポーションですね。
欠点としましてはやはり背ビレや首の継ぎ目が目立つ、歯が丸くなっている
などですが、これは欠点と言うよりはどちらかと言うと
「赤イ竹」氏のように改造意欲をそそられるところですね。
実際、この「雛ゴジ」は(皆さんもそうでしょうが)大変気に入ってしまったので
陳列棚でも簡単なミニチェアセット付きの一番良い場所に置いて眺めてます。
(画像参照)
私の野望は、この簡易セットをもっと作りこんで、そこでゴジラとオリジナル怪獣の
対決を撮影することなのですが、それに使用するゴジラのモデルは
この「雛ゴジ」を一部改造して使用するつもりです。(^^)」

この雛ゴジ、欲しい欲しいと思ってはいたもののガレージキットでは、
3〜4万はするもの、また、買ってきても、組み立て、塗装しなければ
ゴジラにならない。そんなわけで、どこか遠い憧れのようなものだった
のだが・・・、いま、ソフビになって、また、手ごろな値段になってぼ
くの手許にある!この感激!この喜び!
また、完成度、ボリューム感など申し分ない。いまにも、吠え、歩き
出そうとも感じられる躍動感。どれをとっても、究極のゴジラソフビに
違いない!このソフビを手にしたら、きっと、このゴジラが映画で活躍
してくれたら・・・と思うに違いない。もちろん、現在公開中の「ゴジ
ラ×メガギラス」で活躍中のミレニアムゴジラもすばらしいゴジラだと
思う。正面の顔なんか、サメのような口と、ふてぶてしい表情など、ま
さに狂気をはらんだゴジラという感じだ。しかし、この酒井ゴジラのス
マートで、エレガントで、気品のある造型も新しい世紀に向けてのゴ
ジラとして迎えてみたい。そう、この酒井雛ゴジには、いままでのゴジラ
には、ちょっと感じられなかった、気高さを感じることができる。
ゴジラ界のプリンスと言っていいゴジラだ。美しき破壊神、それが、酒井ミレゴジなのだ。
〜雛ゴジ・ソフビが届くまで〜
私はソフビ・トイのへなちょこコレクターであるのと同時に、皆さんご存知の通
りゴジラ・ガレキの愛好家です。その私にとって「酒井ゆうじ」という名前はビ
ッグネーム中のビッグネーム!ことに酒井さんの作品がソフビキット化されるこ
とは最近ではほとんど無く、今回監修とはいえ、その酒井さんが携わった作品が
ソフビで手に入るというのは大ニュースでした。しかもその素材が、例の「雛型
ゴジラ」というからには、これは私ならずとも期待せずにはいられないところで
しょう。
実は今回のこの企画、今年の夏のワンダーフェスティバルで酒井さんご本人から
伺っていました。まったくの新規造型でもないみたいだし、詳しいことはなんだ
かピンときませんでしたが、ご本人が「いいですよ、自信あります!」とおっし
ゃっていたので、発売をすごく楽しみにしていました。
しかし只ひとつ、不安が、、、私は40年間生きてきて、今まで一度もUFOキ
ャチャーで景品を獲ったことがないのです・・・もう絶望的に才能なし!ほんと
に手にすることができるのだろうか。。。
その不安を吹き飛ばしてくれたのが、ケロヨンさんの掲示板に載った情報でし
た。ネット通販!!なんて便利な世の中になったのでしょう。しかも発売前の景
品なのに予約を受け付けてくれるなんて。いちもにもなく速攻予約!それも「ち
ょっと改造用」と「めっちゃ改造用」の2個です。
そして指折り数えてひと月半。いよいよ我が家に雛ゴジがやってきた翌日には、
1頭は既に牙を切り落とされていたのでした(^^)
以降 〜雛ゴジ・ソフビ改造編〜 に続く。。。のか?! ・・・全然感想じ
ゃないやん!!(^^;
まあなんにせよ、今回の企画が今後のゴジラ・トイの流れを変えるエポックエイ
キングな出来事にならないかなあ、と期待しつつ、我等が酒井ゆうじさんの仕事
が広く認知されたことにとても満足している竹でした。
私にとっての雛ゴジ・ソフビとは・・・・
ソフビの素晴らしさなど敢えて私が語るまでも無いことだ。
ただこれにまつわる私自身の物語を語ろうと思う。
「雛ゴジ・ソフビ」の存在を知ったのはもちろんここのBBSである。
が当時、私のゴジラへの関心はHP開設以来最低レベルにあった。
全ての原因は「ミレゴジ」という作品であった。
「裏切られた!」の気持ちが収まるにつれ、後に残ったのは「どうでもいいや。」であった。
仲間達が「×メガギラス」の情報に一喜一憂すればするほど私のゴジラ熱は急速に冷めていった。
「どうせ観るまではわからないじゃないか。」
「期待して裏切られるのはもうたくさん。」
ゴジラ系サイトのBBSで、あいも変わらずも繰り返されるゴジラ論争にも嫌気がさしていた。
元々はややガメラ寄りであった私はあっさりとガメラに乗り換えた。
「新作が作られない限りガメラは裏切らない。」
そんな時の「雛ゴジ・ソフビ」の情報。
その時の私にとっては、それを買うことは「死んだ子供の年を数える」事のように思えた。
「失敗作の、しかも不採用の原型モデルなど持っていてどうするのだ?
この原型で着ぐるみがつくられていたならもう少し・・・とでも言うのか?」
今思えば、まるでいじけたガキの心境である。
そして迎えた国際映画祭での「×メガギラス」・・・・
よかった。最高だった。
ゴジラは本当に帰って来た!
怪獣映画を観て心から楽しんだのは随分久しぶりだった。
その興奮が落ちついてきた頃、「雛ゴジ・ソフビ」発売。
次々とBBSに踊る絶賛の声、画像。
私は強情を張ったことを少し後悔し始めていた。
そんなとき国際映画祭で知り合った方から突然のメール。
「よかったら原価で譲りますよ。」
一瞬考えて私は飛びついた。
多分私は「雛ゴジ・ソフビ」が欲しかったというより、
ゴジラを通じた仲間の存在がただただうれしかったのだと思う。
そしてそれは来た!
なるほど凄い。
ただそれ以上に私のことを気遣って下さった方のご好意に胸が熱くなってしまった。
その後、もう1匹がやってきた。
やはりここで知り合った方からのご好意であった。
すでに1匹は持ってるわけで、本来なら固辞すべきだったかもしれない。
ただ私はこれを息子の部屋にも飾ってやりたいと思ったのだ。
そしてそれを受け取った息子の顔。
彼は大急ぎで部屋を片づけてその一等地にそれを飾ったのである。
私の物語はここまでである。
ゴジラ仲間に今一度感謝してこれの結びとしたい。
酒井雛型ゴジラソフビについて
まー、いろんな意味で驚かされた商品であります。
まず、商品化の選択肢としてこの雛形ゴジラが選ばれたこと。
さらに、酒井氏自身の監修による、そのクオリティーと大きさ。
そしてなにより、これがクレーンゲームの景品であるということ。
しかし、逆にいえば、景品としてだからこそ、この商品が企画として
成立しえたという面があるはずで、そう思うと、流通機構の不思議を
感じずにはおれないわけです。(^_^;)
これって普通に店頭に並ぶ商品として売られたら、いくらくらいなんでしょうね。
もし3000円で売られてたら、私なんか即買いですが。5000円でも、一時間くらい
ソフビの前で腕組んだり、ウロウロ歩き回ったりして、やっぱり買うような・・・。
えー、前置きが長くなってしまいましたが、ここらでこのソフビ自体のレビューを。
でも、「ここがいい」なんてのは書き出したらキリが無いし、なにより一目瞭然なので
ちょっとひねくれて、気になるところを。
それは「頭と首のつなぎ目」、正確には「つなぎ目のところでいったん絞られるヒダ」です。
これはソフビ化に当たって、雛型から気ぐるみに近づけられた部分なのですが、
首のサイドのヒダが強調され、首の付け根付近ではかなり幅広になってるのですが、
上に向かって急速に細くなっています。
しかし頭部の方にはヒダにつながるべき張り出しがしっかりあるため、接合部で一旦キュッと
絞ったようになってしまっていて、それがどうも気になります。
ここさえスムーズにつながるようになっていれば、このソフビは私にとっては限りなく
理想に近いゴジラソフビなのですが。まあ改造するにしても簡単な工作だと思うので
そのうちやってみますか。といってやったためしがないんですが。(^_^;)
そうそう、いいほうも書いときましょう。特に感心したところがありまして、それは
「胴体パーツの一番上の背ビレ(というよりトゲ)」です。なんとこの小さいトゲが
別パーツなのです。こんなの、ちょっと形や角度を甘くすれば一体で抜けるだろうに・・・。
もしかしたら、こうしたほうがいいという、製法上の都合があるのかも知れませんが、
だとしてもねえ。これって無かったら無いで、気にならない人も多いぞ、きっと。(笑)
それにしても、この「雛型ソフビ」といい、「ゴジラ名鑑」といい、
食玩やゲームなど、通常のおもちゃの流通ルートとは違う商品には
年齢の高いファン、いわゆるマニア層の感覚に非常に近いところで
規格・開発されている感のある商品が続出しています。
これは商売として購買層を研究しているというより、作ってるほうも
好きでマニアなんだ、というのが間違いの無いところでしょう。
というわけで、これからもあっと驚くような商品が登場することを
楽しみにすることになるわけです。(笑)「GXM」なんて、好きな人間が見たら
作りたくなるものいっぱいあると思うんだけどな〜。
「キリコちゃんマスコット人形」とか「キリコちゃんスクリーンセーバー」とか
「キリコちゃんぬいぐるみ」とか・・・って、キリコちゃんばっかかい!(^_^;)
いや、他にも「DT(衛星)型卓上クリーナー」とか、「DT(地上)型鉛筆削り」とか
「ゴム動力SGS」とか、「メガヌロン水鉄砲」とか「メガギラス型うちわ」とか
・・・って、ゴジラはぃ〜!?(^^;;;;